財産評価

2022年6月15日 水曜日

地積規模の大きな宅地(新広大地)

土地評価をする際、土地がかなり広い場合はその土地の評価を下げることができます。
平成30年からそのルールも大きく変わりました。

以前は広大地→地積規模の大きな宅地と言いますが、新広大地という人もいます。
変ったのはその呼び名だけでなく評価方法も変わっており
評価額が55%まで減額できたものが新しい評価だと80%位の評価額です。
これだけだと評価が上がってしまい税金が上がるだけなのですが
旧広大地は55%評価とすることが可能なのかどうかの基準があいまいで
基本的には不動産鑑定士に依頼して該当するものかどうかを判断してもらってから
さらに税務調査によりその評価も否認されるリスクが付いていました。

しかし新広大地では500㎡(地域によっては1,000㎡)以上で一定要件をクリアしていれば
確実に評価減が可能で、その基準もネット等で簡単に調べることが可能となり
適用できるまでのハードルがぐっと下がりました。

ただ、まだ税法のおかしい所で
路線価10万円の土地で細かい所考慮せずで考えると
499㎡の土地は4,990万円で評価するのに
あと1㎡買い足し500㎡の土地となれば4,000万円で評価されます。

買い足したのに990万円評価が下がるって・・・



投稿者 相続申告相談センター・一宮

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